医師の紹介

病院長 矢島祥吉 医師

矢島祥吉 医師の写真

『生命を守る医療』と『生活を支える介護』を大切に

私がなぜ医師を目指したか。それは、我が家は脳卒中の家系で、祖父は脳卒中のため52歳で倒れ、数年間寝たきりで、72歳で亡くなりました。私が小学校5年生の時で、祖母や母は介護で大変苦労しました。私が高等学校1年生の時、父親が脳出血で倒れました。父親は48歳でした。生命は助かりましたが、左半身麻痺となり、祖母や母は介護と5人の子供達の世話などで大変苦労しました。その中、私は高校2年生のとき、医師になる決意をしました。

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群馬大学医学部を卒業し、第二内科で循環器を中心に勉強してきました。患者さんの全体像を理解するには、診察室だけでなくその人の家へ行って診ることが大切と考え、開業以来29年間往診もしてきました。医療だけではその人が住み慣れた地域で暮らすことはできないと考え、介護支援専門員の資格もとり、介護の面からもその人を考えるよう努めてきました。

今後も『生命を守る医療』と『生活を支える介護』という2つの立場からその人を診ることができるように努力していきたいと思っております。

以上、私は内科を中心としたプライマリ・ケア医(第一線のかかりつけ医)として自覚し、診療してきました。これからもプライマリ・ケア医として、医療・介護の勉強をし、皆さんのお役に立ちたいと考えています。

内科 加藤美佐 医師

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小規模な病院ですが、家庭的な温かみを活かし、皆様の要望にこたえたいと従事しております。障害のある方も受診しやすい場所でありたいと心掛けておりますのでよろしくお願いします。

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本循環器学会認定循環器専門医
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小児科 矢島晶子 医師

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中・高生時代は毎朝、登校前に診察室の掃除をしていました。(父は戦下で小児科教授でしたが、「医療に専念する。」と40代で町医者になりました。)
高校時代は進路に悩むことなく、「自分に一番適した仕事が与えられる』と信じ、いろいろな職業を夢想していたが、気づいたら小児科医への道を歩んでいました。

恩師に学び、母乳育児・自然育児を目指す小児科医として歩み、当地に夫婦で開業。それから約20年は市の救急二次病院を一人小児科医で担い、生命救急の患児も診させて頂き、母乳で4人の子どもを育てました。

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現在は夜間救急を卒業して、時間をかけて親子としっかり向き合う外来診療の日々です。
子どもにとって最適・最良の医療のための家庭医・小児医療のゲイトキーパーであることを自覚し、適時専門医紹介を行いつつ診療に向き合っています

診療の実際

  • 子どもの自然治癒力↑のため、薬は最小限に、家族のホームケア方法の指導。
  • 子ども優先。医療者・親など周りの大人はどんなに手が掛かっても、子どもの苦痛を最小限にするため努力する。
    (*苦痛を伴わない検査はしっかり行うが、X線・検血・点滴等は最小限に)
  • 様々な病気・診療・治療のセカンド・オピニオンとして、患児・家族と治療経過を共有していく。
  • 医療情報は、学会等のルートから得る。新薬・新治療法等をすぐには採用しない。

得意な分野

  • 急性感染症
  • 健診(母乳育児の支援・個性ある子どもの成長に親と時間を掛けて向き合う)
  • 相談(子どもの心・成長の支援=成長上の悩みをと向き合う親の子育て・親育ちの両面から共有する。)
  • 家族の禁煙指導(子どもの喘息発症を避けるために)

精神科 松田美智子 医師

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精神科では、予約制を導入しております。はじめておかかりになる方や、すでにおかかりの方は、事前にお電話にてご予約をしてからお越しください。
また緊急時や特殊事情については臨機応変な対応も試みますので、予約時にお話しください。

「治療」への考え方

どのようないきさつで具合が悪くなったかがわかれば、治し方も解ると考えています。私の治療では、一人ひとりに合った治し方を見いだすお手伝いをすることです。診察そのものが治療と一体となっており、治し方がすっかり解る頃には、殆ど治っている訳です。

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私の得意な分野

一般に、心因が解り易いと言われている疾患つまり、神経症やストレスからくるうつ状態や不適応状態が得意な分野となります。しかし、あらゆる神経疾患には、それなりのいきさつがありますので、疾患によって治り易さや得意分野を区切ることはできない面もあります。

治療の実際

薬物療法とともに、精神療法を重視します。自分がどういう状態でどうしたらいいかわかれば、不安も静まるし、薬もよく効くようになります。また、精神療法の中に、ストレスを減らすことや生活習慣を治していくことも含めて考えています。